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きみをあらいながす毎日


2007.1.24

田口アヤコです。

まいにち、なにかかにか、を書き綴ってゆきます
あらいながす、毎日。
今回は
これは
デトックス演劇
て ことかなあ、とおもっています。

今週28日にひっそりおこなう 稽古場発表会、のことで
きゅうきゅうですが、そのネタから、

椎名林檎さんの歌『17』より(田口訳)

そうあたしは17歳で
高校はすごいイナカにあって、
みんなジャージ着てた
雑誌を回し読みして、
そうあたしは17歳で
学校はすごいたいくつで、
先生達は、あいつら以外と若かった
あたしを特別扱いした

哲学、みたいなものと、放課後の時間たち、だけが
それがあたしの自分の時間
イケてるおんなのこたちは イケてるおとこのこと一緒に放課後を過ごす、
そうじゃない子はまっすぐ家に帰る

そんなのもテレビドラマみたいだ

あたしはひとりで家に帰って、
しらないひとたちが通り過ぎてくのを見る

地下鉄をてきとうに乗って、どこかに、ここじゃないどこかに

あたしは17歳で、あたしはなにかの役割、さえ持ってなかった
だれのことも頼らず
(あたしに対して)の王様であることに忙しくしてた

あたしはひとりで家に帰って、ごはん食べて、
あたしのすてきなおうちで、祈りながらなんども
なんどもなんども(平和、を)

学校では まいにちおんなじ顔したやつらに会う
友達はあたしの考えてることがすげえおもしろい、変わってるとか言うけど
あたしは変わってる、ために、おもしろいことを言ってるんだ、と言ってやる
あたしには かれらのやりかたはできない

そう、あたしは17で
あたしは、「17」で。



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